【必要不可欠】法人カード・ビジネスカード【徹底解説】

今回の記事は、経営者様に向けた法人カード・ビジネスカードを解説していきたいと思います。すでにお持ちの方も、お持ちでない方も読んで頂いて参考にして頂いて、有効活用して頂けたらと思います。

法人カード・ビジネスカードとは?

株式会社・有限会社・個人事業主が決済に使うクレジットカードの事になります。呼び名はコーポレートカードなどと、別名がありサービス内容が多少ことなりますが、経営上の決済をするクレジットカードの事を指します。

ランクとタイプ

法人カードにはランクやタイプが分かれています。細かく記してしまうともっと存在するのですが、大きく分類すると下記の5種類になります。

ランクは基本3種類になります。下から【一般・ゴールド・プラチナ】プラチナほどステータスが高くなっています。サービスや年会費や審査などに違いがありますので解説していきます。

一般ランク

基本的な一番ランクの低いカードになります。特徴を解説します。

年会費が安い

一般ランクの法人カードの特徴はまず年会費が安いという事です。相場を調べてみたら無料~4000円ぐらいになりますので維持費による負担はあまりないので大変所有しやすいカードになります。

審査が通りやすい

上のランクのカードと比べると非常に審査に通りやすくなっております。下のランクなので当たり前なのですが、カード会社によって審査は違うので注意しましょう。

コストパフォーマンス

最近は沢山の法人カードがあり、一般のランクで年会費が安くとも、ゴールドカード並みのサービスや保証がついているカードも存在しますので、コストパフォーマンスは選ぶカードによっては非常に高くなります。

ゴールドランク

ゴールドは一般の一つ上のランクのカードになります。特典やサービスがより良い物が多く、年会費もリーズナブルなものもあり、コストパフォーマンスが非常に優れています。

特徴を紹介していきます。

コストパフォーマンスが大変良い

法人カードは個人ではなく会社で使用する物なので、高級な1枚をお求めな起業もあると思います。そんな企業様にはゴールドカードがピッタリでしょう。ステータスが高く、サービスもプラチナに匹敵する勢いのある感じがします、にも以外にも年会費が安く、費用対効果が素晴らしいです。

ポイント還元率の良さ

一般ランクのカードと差をつけるために、ポイント還元率の高い法人カードがあります。ポイントが貯まると非常に有効に使えますので是非チェックしましょう。

特典・サービスが良い

一般カードには無い、特典やサービスがついてきます。空港のラウンジ無料利用ですとか、損害の補償額なども高いです。

プラチナランク

法人カードの中で最高峰のカードがプラチナカードになります、こちらのカードは基本的には招待制になっており、最高峰に見合った最高級のカードになっております。

特徴を紹介します。

申し込みは招待制

プラチナカードはカード会社から招待状が届きその応対で所持することが出来ます。したがって手にしたいからと言ってい、ユーザー側から申し込むことは出来ません。招待状が届くことを、インビテーションと呼びます。

インビテーションのないプラチナカードを発行しているカード会社なら、招待状が無くても所持することが出来るかもしれません。

最高級の特典・サービス

トップランクのカードになりますので、勿論一般カード、ゴールドカードに無い特典が付いてきます。

代表的なのがコンシェルジュサービスです。会員専用電話にて電話一本でコンシェルジュが色々な予約、ありとあらゆるお願いを可能な限りかなえてくれます。

年会費

最高級カードのなので年会費も高くなっております、10万以上するカードもあります。

コンシェルジュサービスやステータスも含めコンシェルジュサービスやステータスも含め費用対効果は高くなっています。

もし、インビテーションが届いたときにはご検討しても良いと思います。

マイレージタイプ

法人カードでマイルの貯蓄に特化したカードをマイレージタイプと呼びます。

マイルを貯蓄すると経費削減にもなりますので、重要視している方も多いと思います。

2パターンあって、高還元率の物と、直接マイルが貯まる物になります、多くのカードはポイント以降でマイルにしますが直接マイルになるカードもありますのでご注意下さい。

ETCタイプ

ETC専用の法人カードがあります。

法人でも個人事業主でも発行できる法人カードで、車を使う営業や出張によく行かれる方におすすめです。

ETC法人カードとは、一般的な法人カードと比較してみると、クレジット機能が付いていないものがあります。
このカードでできることは、有料道路やガソリン給油時に使うことで、料金が割り引かれるようになります。

また、引き落とし先を会社の口座にできるので、決済を一本化し、経費処理を簡単にできます。
社員にとっては、お金を立て替える必要や領収書の管理をしないで済むので、面倒ごとから解放されます。

発行枚数に制限を設けていないことは多いので、社用車が多い企業なら1枚検討してみてはいかがですか。

ガソリンタイプ

ガソリンタイプ、車を使用する会社には必見のカードになります。

給油の際に料金を割り引くなどの機能があり、利用するほど割引率が上がることもあるお得な法人カードです。

営業車など車を多用する頻度が多い企業では、給油による領収書が山のようになることはあると思います。
しかし法人カードとは決済を集約させることができるので、請求をひとまとめにし、領収書の計算による経費処理を楽にします!

社員にとっても立て替えや管理といった面倒な作業が無くなるだけでなく、金銭トラブルも避けることができます。

個人のクレジットカードとの違い

次に一般の皆様が所有している個人のクレジットカードと法人カードの違いを解説していきます。

支払い方法

まず、当然違うのが支払い方法です。個人のカードは所有者の銀行口座から引き落とされるのが一般的ですが、法人カードは複数枚所有していても、会社の一つの口座からの引き落としになります、又個人カードはリボ払い、分割払いと色々な支払い方法がありますが、法人カードは基本的に一括での引き落としになります。

キャッシングが付いていない

個人カードはキャッシング機能の付属しているカードが多いのですが、法人カードにキャッシング機能はありません。

審査基準

個人カードは当然所有者本人の審査になりますが、法人カードは会社と経営者の審査が必要になってきます。

法人カード・ビジネスカードで出来る事・メリット

次に法人カードならではの活用方法をお教えしたいと思います。会社経営に便利な事もあると思いますので参考にして下さい。

経費・税金が支払える

報じカードでは経費は勿論の事、税金の支払いが出来るものもあります。因みにカードの年会費も経費で計上出来るようです。。

固定費が支払える

ほぼ全ての毎月掛かる、固定費の支払い出来ます。

支払いを最適化出来る

法人カードを所有していれば全ての支払いを最適化することができます。

支払いでポイントが貯まる

当然ですが、経費でも固定費でもカード払いをすれば自動的にポイントが貯まっていきます。その貯まったポイントも有効活用することが出来ます。ポイントの使い方は様々ですが、色々と使い道がありますので、必ず会社に役立つでしょう。

自動の決済で経費処理の最適化

固定費の支払いを、法人カードを登録しておけば自動決済になり経費の処理も簡単になり最適化されると思われます。

法人カードのデメリット

法人カード・ビジネスカードにもいくつかのデメリットはありますので紹介します。

経費について正しく理解する必要がある

ビジネスを動かす以上は経費について正しく理解する必要があります。ビジネスで必要なもの(経費で落とせるもの)について法人カード決済が可能です。社長個人の買い物を含め、個人利用の場合は法人カードを使えません。

経費で落とせないものを法人カードで決済すると、後で非常に面倒な会計処理をしなければいけません。覚えてしまえばそこまで難しくありませんが、最初はどれが経費になるのかを正しく理解する必要があるのです。

経費は非常にグレーな部分が多いです。例を上げると、友人と食事をした場合は問題なく経費で落とせます。友人といっても、そこでビジネスに有益な情報を得る可能性が高く、プライベート色が強かったとしても法人カードで決済して問題ないのです。

社員による不正利用やトラブル

法人カードを発行するとき、代表者だけでなく役員や従業員用に法人カードを発行したいと思う場面があります。そうしたとき、追加カードを発行すれば経費精算や銀行振込の処理を省くことができ、経費処理の簡素化だけでなく、銀行への振込手数料を削減できるという大きなメリットがあります。

ただ、それと同時に追加カードを発行すると社員による不正利用を生じる可能性という欠点があります。特に社員数の多い会社であるほど、役員や従業員による私的利用が起こりやすいのです。

例えば、ガソリンを自家用車に給油する、社員がプライベートの飲みでカード決済するなどの場面で不正利用が起こります。こうした問題点を理解したうえで、追加カードを発行するときは役員や社員による私的利用が発生しないように社内整備を進める必要があります。

いくら法人カードが節税になるとはいっても、私的利用が起きては意味がありません。追加カードを作らない場合は問題ありませんが、こうしたトラブルを生じることを理解したうえでの対策が必要になります。

キャッシングやリボ・分割ができない

法人カードでは一括払いが基本です。分割払いできる法人カードは存在するものの、基本的には一括払いとなっています。

ただ、ビジネスを動かす立場では支払いを後にして資金繰りを改善したいと考えるのが基本です。そうしたとき、場合によってはリボ払いなど支払いをかなり後回しにする方法を選択できる法人カードは非常に優れています。

しかし、リボ払いに対応しているビジネスカードはまだまだ少なく、使えないのが現状です。

翌月のお支払いの事を充分に計算して利用しましょう。

法人カード・ビジネスカードで現金化

最後に会社の資金ショートの時に、法人カード・ビジネスカードを使った資金調達法をお教えします。

それはカードの現金化になります、お持ちのお枠を現金に変える事が出来るのです。詳しくは下記の記事に詳しく書いてありますので是非読んで下さい。

【経営者様必見】クレジットカードの現金化【法人カード・ビジネスカード】【金利0】

【事業資金・運転資金・つなぎ資金】これからはクレジットカード現金化【経営者様必見】

【審査不要】法人カード・ビジネスカードで現金化【最短5分】【信用情報無傷】

【法人・個人事業主様】ファクタリングや融資よりも【クレジットカード現金化】

まとめ

長くなってしまいましたが、法人用のクレジットカードは使い方さえ間違わなければ非常に便利で貴社のお役に立つことでしょう。

最近は、種類・ランク・ともにかなりの数のカードがありますので是非、貴社様にマッチしたカードを所有して、ご活用していただいて繁栄させて下さい。